先日行なわれたトッテナムとの試合で4ゴールを決め、大きな話題を集めたバイエルン・ミュンヘンFWセルジュ・ニャブリ。
コートジボワールとドイツのハーフである彼は15歳でアーセナルに加入していたが、トップチームでは10試合しか出場できず500万ポンド(およそ7.3億円)でヴェルダー・ブレーメンに放出されていた。
その後バイエルンに加入し、2017-18シーズンはホッフェンハイムへローン移籍。そこでの活躍が認められて復帰し、昨季はブンデスリーガで10ゴールを決めてブレイクした。
なぜアーセナルではほとんど使われないままでチームを離れることになってしまったのか?『Metro』によれば、当時の指揮官アーセン・ヴェンゲルは以下のように話したという。
アーセン・ヴェンゲル
「我々はニャブリを放出したくはなかった。彼をキープしたかったのだ。
しかし、彼の契約は最終年度に入っていた。更新に向けた交渉は合意に近づいていたが、最終的にニャブリは心を変え、ブレーメンに去った。
だが、我々は彼に多くのことを教えたと思うし、彼に尋ねてもそう答えるだろう」
ヴェンゲル監督は彼を残すために動いていたものの、契約満了が近づいていたことで出さざるを得なかったという経緯だそう。