日曜日に行われたローマ対カリアリの試合は1-1という結果で終了。両チームが勝点1を分け合っている。

試合の終盤にはローマFWニコラ・カリニッチがネットを揺らす場面があったものの、その後VAR判定の末に取り消されてしまった。

『Gazzetta dello Sport』などの報道によれば、この判定に対してローマのディレクターを務めるジャンルカ・ペトラーキが以下のように発言したという。

ジャンルカ・ペトラーキ

「最後に認められなかったゴールは馬鹿げている。とんでもない。あれはボックス内で常に発生するものだ。試合中に何百と起こる。それでゴールを認めないことはおかしい。

これはただの接触だ。押したのではない。サッカーはコンタクトがあるスポーツであり、少女たちがバレエをやっているわけじゃない。これは男のゲームであり、コンタクトはあるんだ」

この発言に対して各方面から批判があり、イタリア女子代表監督のミレーナ・ベルトリーニも「ペトラーキは前世紀に生きている」と話していた。

それを受けて今回ペトラーキ氏はローマの公式Twitterで謝罪を行ったとのこと。

ジャンルカ・ペトラーキ

「私が使った言葉で気分を害した人がいるならば申し訳ない。サッカーが若い女性のためにあるものではないという意図はなかった。

サッカーはすべての人に適している。ローマも女子チームの運営、女子サッカーの促進における役割を誇りに思っている」

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現在ヨーロッパでは女子サッカーが飛躍的な発展を遂げており、ローマももちろん女子チームを保有しているクラブ。そのディレクターが発言したものと考えれば、やや軽率だったといえるだろうか…。

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