今夏ベンフィカから1億2000万ユーロ(およそ145億円)でアトレティコ・マドリーへと移籍したポルトガル代表FWジョアン・フェリックス。

昨季デビューした後すぐに15ゴール9アシストという結果を残し、クリスティアーノ・ロナウドの後継者として高く評価された。

もちろん多くのクラブが獲得を検討することとなり、バイエルン、レアル・マドリー、そしてマンチェスター・ユナイテッドも接近していたとのこと。

『The Athletic』によれば、ジョアン・フェリックスの獲得についてはマンチェスター・ユナイテッドの上層部でも何度も議論されたという。

しかし、その話し合いの中ではいくつかの懸念事項が出てきたため、フェリックスの獲得から手を引くことを選択したのだそう。

一つの理由はプレミアリーグの性質で、フィジカルやスピードに対応できるだけの身体的な能力が欠けているという点で、ベンフィカでのパフォーマンスを維持できない可能性が高いと考えたからだという。

そしてもう一つはアレクシス・サンチェスの存在だった。彼はなかなかマンチェスター・ユナイテッドで結果を残せずにいたが、練習ではいいプレーをしていたことから、今季は活躍できると考えていたとのことだ。