この数年は様々なクラブを渡り歩くジャーニーマンと化している元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ。今季は育った街のクラブであるブレシアに加入し、久々にセリエAへと戻っていった。

彼がリヴァプールやミランでの失敗から復活したのがフランス・リーグアンのニース。彼を指導したのはあのパトリック・ヴィエラ氏だった。

ヴィエラ監督は今回モナコでの表彰式に出席。『L'Equipe』によれば、そのインタビューで教え子について以下のように話したという。

パトリック・ヴィエラ

「マリオ(バロテッリ)とともに仕事ができたことは嬉しかったよ。

しかし、彼にとって『サッカーはチームスポーツである』ということを理解するのは難しかったと思う。

それはチームの努力、集合的な努力なのだ。それを理解するのはマリオにとって難しいものだった。

彼は明らかに才能がある。しかし、これは才能とは何の関係もない。

彼を最大限に活用できなかったことには少し失望している。だがこのレベルでプレーしたいのならば、チームの一員でなければならないことも理解しなければ。

私は、マリオがそれを理解してくれることを望むよ。まだ時間があるのだから」

2007年にセリエAデビューをしてから12年が経つが、まだ29歳のバロテッリ。まだまだキャリアは続くだけに、復活を期待したいところだが…。

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