ワールドカップ・アジア2次予選のグループAで2勝1分け1敗となっている中国代表。

スタートからモルディブ、グアムに連勝し、さらにエウケソンやニコ・イェナリスなどの帰化選手を招集して強化を進めてきたものの、直接のライバルであるフィリピンに引き分け、シリアに2-1と敗れた。

敗戦後にチームを率いていたマルチェロ・リッピ監督が突如辞任を発表したと伝えられて話題になったが、『Sky』によればこのようなコメントであったそうだ。

マルチェロ・リッピ

「チームがもし今夜のようなプレーをしたらだ。決意はない、怒りもない、心もない、個性もない、プレーすることに恐怖を抱き、3本もパスは繋がらず、何のアクションも起こさず、重要な選手は貢献せず…。

それは監督がいい仕事をしていないことを意味する。我々はモルディブに勝ったが、フィリピンに引き分け、そして今日はこんな試合をしてしまった。

これは当然の負けだ。シリアのほうが組織だっていたし、チームとして上だった。

このようなチームをピッチに送り出してしまったということだ。私はお金を盗みたくはない。多額の給与を受け取っている。それを盗みたくはないのだ。

したがって私は辞任する。今夜辞任する。取り消すことはない」

たとえチームが敗れたとしても、ここまで言うのは珍しい…。

リッピ監督の給与は年間2500万ドル(およそ27.1億円)とかなり高額。また来月行なわれるE-1選手権では休暇のため指揮をとらないと発表されており、批評家からは大きな批判を受けていた。