日本代表FW南野拓実が加入したリヴァプール。地元出身のキャプテンとして長らく活躍した選手といえば、スティーヴン・ジェラードだ。
マンチェスター・シティ戦でこんなドライブシュートを叩き込んだこともある(以下動画1分20秒~)。
シュート力が段違い!
そのジェラードはジョゼ・モウリーニョ時代のチェルシーとレアル・マドリーへの移籍話があったものの、それを固辞したとされている。
『Marca』によれば、盟友ジェイミー・キャラガーのポッドキャスト配信『Greatest Game』でこんな秘話を明かしたという。
スティーヴン・ジェラード
「移籍してモウリーニョのためにチャンピオンズリーグでプレーするのを想像してみてくれ。
それはアンビリーバブルな経験になっただろう。当然そうなったはずだ。でも、そうはならなかった。
マドリーは私が退団するためにリヴァプールで戦争を起こして欲しいと思っていた。
それがありえた唯一の方法だった」
2010年にモウリーニョからレアル移籍を誘われていたジェラード。退団するためにはリヴァプールと喧嘩するしかなかったというがそうはしなかったという。
また、2008-09シーズンのCLで対戦した際にはラウールからピッチ上で去就について尋ねられたこともあったそう。
ジェイミー・キャラガー
「君がキャプテンであるラウールからピッチ上で言われたことを私に伝えたことを覚えている。
ラウールが『うちに来るの?』って言ったと」
スティーヴン・ジェラード
「完全なタンパリング(誘い)だったかどうかは分からない。でも、ちょっとしたものがあった。
ちょっとした浮気がね。大きなことではなかったよ」
ラウールが直接聞くほど当時は現実味があった話だったようだ。