ガエル・カクタ
当時の所属:チェルシー
現在の所属:アミアン
RCランスから彼を引き抜く時、チェルシーは後にFIFAから罰則を受けるほどの接触を行った。その期待に応えるようにカクタはユース年代で輝かしい成績を収め、「最高のドリブラーになる」と高い評価を受けた。
ただ、チェルシーではさまざまなクラブに貸し出される立場になり、その修行先で今ひとつインパクトを残せず。2015年に移籍したセビージャでも出場機会は与えられず、若くして中国へと渡っている。その後欧州へと戻り、現在はアミアンに所属。
フェデリコ・マケダ
当時の所属:マンチェスター・ユナイテッド
現在の所属:パナシナイコス
「消えた天才」というテーマが与えられれば、間違いなく名前が出てくるであろうマケダ。マンチェスター・ユナイテッドで突如出番を与えられ、突如重要なゴールを奪った。その時には世界最高クラスの若手が出てきたと大きな話題を集めた。
しかしそれを頂点としてキャリアは急下降し、ローン移籍を繰り返しつつも結果を残せず、長くくすぶり続けた。2018年に加入したパナシナイコスでようやく復活の兆しを見せているのだが…それでも当時のインパクトを考えれば、あまりにも寂しい現状ではある。