今季限りでPSGとの契約が満了になる状況となっているエディンソン・カバーニ。PSGでは2013年から長くプレーし、公式戦198ゴールを奪取してきたエースだが、今季は苦しい時間を過ごしている。
マウロ・イカルディの加入もあってレギュラーポジションを失っており、さらに怪我の影響も…。
リハビリの模様がこのような映像で配信されるなど、未だ人気選手の1人となっている。
しかし今年の夏にはフリーで退団してしまうということもあり、今冬のマーケットでは「アトレティコ・マドリーに移籍する可能性が高い」と伝えられていた。
ただ、『L'Equipe』の報道によれば、アトレティコ・マドリーとPSGの間で行なわれてきた交渉は金額で折り合いがつかず、破談になったとのこと。
アトレティコ側はこれまで1000万ユーロ(およそ12億円)、1500万ユーロ(およそ18億円)のオファーが拒否されていた。さらにMFトマ・レマールが売れたらカバーニに1800万ユーロ(およそ21.6億円)のオファーを送る予定だったそう。
一方、PSG側はアトレティコが提示する金銭的条件に納得せず、最低でも2000万ユーロ(およそ24億円)を超えなければ交渉に応じないという態度を崩さなかった。
カバーニはアトレティコに行くために給与の削減も提案し、さらにPSGの会長ナースル・アル・ハライフィを説得するために連絡を取ろうとしたが、結局彼も対話には応じてもらえなかったそう。
これにより、カバーニは契約が満了になる今年夏までPSGに残ることがほぼ決定。移籍金無しで他のクラブに行くことができる半年後の去就が楽しみな状況になってきた。