UEFAチャンピオンズリーグなどで導入されている「アウェイゴールルール」。互いのゴール数が同じになった場合、敵地で決めたものが2倍に計算されるという制度だ。

木曜日のUEFAヨーロッパリーグでオリンピアコスと戦ったアーセナルは、そのアウェイゴールルールに泣いた。敵地で1-0と勝利したものの、昨日は1-2と敗北。延長終了間際の失点で…。

2試合合計では2-2とタイであったが、オリンピアコスはアウェイゴール2つ、アーセナルは1つだったため、軍配は前者の方に上がっている。

現在FIFA国際開発チーフを務めているアーセン・ヴェンゲル氏は『BeIN Sports』で以下のように話し、アウェイゴールルールは延長戦のみの適用にすべきだと提案した。

アーセン・ヴェンゲル

「ホームで1stレグを戦う時、アウェイゴールのルールがハンディキャップになると感じることがある。

ある程度の守備を維持し、あまり多くの失点をしないように攻撃を試みなければならないからだ。

私は長い間これを提案してきた。アウェイゴールの重みが現代のサッカーではあまりにも大きすぎるためだ。少なくとも、延長戦に入るまでは適用しないようにしたい。

もはや正当なルールではない。これはアウェイゲームでの環境の分析が難しかった時にできたものだ。

私は思う。今こそ、延長に入るまではアウェイゴールを適用しないようにするのがいい判断になるだろうと」

昔ほどホームとアウェイの差がない状況であるため、そもそもアウェイゴールルールが公平なものにならなくなった…ということらしい。

かつては長くアーセナルを監督として率いたが、現在はFIFAでの仕事に従事しているヴェンゲル氏。先日はオフサイドルールの変更にも言及しており、サッカーの改革に動いているようだ。