レアル・マドリーでプレーしているセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチが大きな問題を起こしてしまったようだ。
昨季フランクフルトで長谷部誠とともにプレーし、多くのゴールを奪った彼。このような動画もブンデスリーガによってまとめられている選手だ。
今季はレアル・マドリーにステップアップしたが、なかなか結果を残せずにおり…さらにピッチ外でも批判を受けてしまったようだ。
現在ヨーロッパでは新型コロナウイルスの感染が社会的な問題となっており、多くの国で隔離政策が行われている。
ウイルスの蔓延を避けるために理由のない移動が禁止されている国も多く、そのために逮捕される可能性すらある。
『Ole』によれば、ヨヴィッチはこのたびレアル・マドリーでの個人隔離指令を無視し、セルビアへとプライベートジェットで帰国。
セルビアでも検疫が義務付けられているものの、ヨヴィッチが彼女のソフィヤ・ミロシェヴィッチの誕生日を祝うためにベオグラードの街を訪れていた。
それが新聞で表紙を飾るほどの話題になり、セルビア首相のアナ・ブルナヴィッチも名指しでヨヴィッチを批判した。
また内務大臣ステファノヴィッチ氏は「裕福なアスリートであっても制裁は避けられない。彼らは服従するか、あるいは刑務所に送られるかだ」と宣言しているそう。
セルビアの法律では、もし隔離命令に従わなかった場合罰金刑のみならず最大3年の懲役刑が言い渡される可能性があるとのことだが…。
なお、ヨヴィッチはInstagramで「クラブから帰国の許可はもらっていたし、セルビア到着時の検査でも陰性だった。隔離については具体的な指示を与えられていなかった」と説明しているそう。