かつてレアル・ソシエダやリヴァプール、レアル・マドリー、バイエルンなどで活躍した元スペイン代表MFシャビ・アロンソ。リヴァプールでやったこのスーパーゴールは伝説だ。
Xabi Alonso, that is ridiculous! ☄️#GoalOfTheDay pic.twitter.com/pyLu05U2EG
— Premier League (@premierleague) March 3, 2020
ここから決めるか…。
『Metro』によれば、アロンソは2009年にアーセナル移籍を懇願していたという。2004年にリヴァプールに加入した彼は、ギャレス・バリーの獲得を希望していたラファ・ベニテス監督から退団を許可されていた。
セスク・ファブレガスがポッドキャスト配信でこんな秘話を明かしていたそう。
セスク・ファブレガス
「あの夏、僕はずっとシャビと電話で話していた。
彼は(アーセナルに)行きたくてしかたなかった。文字通り全ての人達にアーセナル行きを懇願していた、本当にきたがっていたんだ。
正直に言えば、自分もベストを尽くした。話すべき人たちと話して、僕らにとって素晴らしい補強になるという考えを伝えた。
何度かそういうことを伝えたんだけど、(クラブから)最後の一押しがなかったことにはイラついた。どういうことか分かるね?
本当に(アーセナル入りに)近づいていた、選手が行きたくてたまらないんだ。取引を完成させるのは簡単さ。
僕はディレクターではない、選手の視点から見る。
もし自分だったなら、もし自分がアーセナルに行ったようにどこかに行きたかったなら、行くためにどんなことでもする。
選手が行きたい時には簡単なのさ。契約なんか忘れる。
確かに、長い契約が残っている時には難しいこともある。だが、普通はそうなるんだ。
シャビ・アロンソもそのひとりだった。彼はずっと僕にメールしていたからね。
休日中ずっと彼と話していたことを覚えている。『何が起きているんだ?』ってメールしてきた。
(移籍が実現しなかったのは)残念だった。素晴らしい素晴らしい素晴らしい補強になっただろうからね。
彼はアーセナルにうってつけだったと思う」
セスク曰く、アロンソ本人はアーセナル行きを熱望していたものの、ガナーズ首脳陣が契約をとりまとめなかったんだそう。
結局、アロンソは2009年夏にレアル・マドリーに移籍している。