世界各国は大きなダメージを与えている新型コロナウイルス。

英国ではサッカー界からも新型コロナと闘うNHS(国営の医療サービス事業)スタッフへの支援が広がりつつある。

そうしたなか、プレミアリーグで笛を吹くアントニー・テイラー主審がNHSを支えるボランティアとして従事すると『Sky Sports』が伝えた。

41歳の彼は2010年に審判交流プログラムの一環として、J1とJ2で笛を吹いた経験がある人物。現在はUEFAチャンピオンズリーグも担当しており、ネイマールに対するこんなプレーにレッドカードを提示している。

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元警官のテイラー主審は、NHSで働く医師である兄妹に感化され、ボランティア志願を決めたという。

英国政府はコロナと闘うNHSを支援するために25万人のボランティアを募集。その目標は24時間以内に達成されだそうで、テイラー主審もそのひとりだった。

アントニー・テイラー

「いまは特殊な状況にある。

私の兄妹は最前線で戦っており、彼女がしなければいけないことと、彼女が仕事から離れた時にどう感じるかを理解するのは自分にできる最低限のことだ。

医薬品や機器を病院やデリバリーショッピングから災害弱者の人達に送り届けることに主に注力する。

助けを必要とする多くの人達がいる。参加できる人が増えれば増えるほどいい。

NHSで働いている人達は誰もが特別な人達だ。そのスキルセットだけでなく、彼らは常に人々を助けたがっているタイプの人間さ。

今は非常に困難な時にあるのは間違いない」

彼は医師である兄弟と毎日のように彼女たちが直面している困難な状況を聞いていたそう。

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