今季途中に中国の上海申花からマンチェスター・ユナイテッドに加入したナイジェリア代表FWオディオン・イガロ。
その経緯もあって当初は批判的な声も多かったが、プレーしてみれば8試合で4ゴールと高い得点力を示し、前線にいい競争をもたらした。いきなりクラブ公式がプレー動画をまとめるなど、その衝撃は大きかった…。
彼は今回InstagramのライブQ&Aで以下のように話し、選手としてはSNSとの距離を考えることがとても重要だと語ったそう。
オディオン・イガロ
「誰も僕のことを持ち上げてはくれなかったが、聞かなかった。自分の仕事をして集中を保つだけだ。
マンチェスター・ユナイテッドに来た時は、自分が達成したいものを思い描いたものだが、何も言わなかったし、一人で動くこともしなかった。
人々はSNSで何でも書き込めるものだ。重要なのは、そのような知らない人々と話す必要はないということさ。自分の仕事に集中しなければならない。
僕を称賛している人が、同じ口で批判してくるものだ。彼らに褒められたって調子に乗ってはいけない。
言いたいのは、もし僕が一つのチャンスを逃したら、彼らはこちらを侮辱してくるということ。わかるだろ?
今は『イガロは最高だ』と言われている。しかし1つのミスで同じ人から批判される。
だから誇大広告に影響されてはいけない。賞賛も批判もだ。なぜならそれらは起こったことに縛られているからだ」
情報のスピード感が早い反面、いわゆる「手のひら返し」が多くなってしまうインターネット。その中で自分を見失わないようにしなければいけない…という。