今季開幕前、久保建英とともにレアル・マドリーへ入団することが決まったブラジル人FWロドリゴ。当初はBチームでプレーすると思われていたが、トップチームで多くの出場機会を獲得した。
DAZNでもそのプレーがまとめられているが、その高い技術と冷静さはまさに年齢を感じさせないもの…。
ただ今回伝えられたところによれば、彼と最初にプロ契約を結ぼうとしていたのはリヴァプールであり、ユルゲン・クロップ監督が直々に動いていたという。
『Mirror』によれば、ロドリゴの代理人を務めるニック・アルクリは以下のように明かしたという。
ニック・アルクリ代理人
「ロドリゴがサントスで最初のプロ契約を結んだときは16歳だった。
そのころ、リヴァプールのディレクターが私に電話をかけてきていた。『ユルゲン・クロップがロドリゴに目をつけている。直接見に行った』とね。
クロップはYoutubeでブラジル人のタレントを探して、ロドリゴを発見した。とても若い頃だ。そして彼はブラジルにも来て、ロドリゴを気に入った。
リヴァプールは私にコンタクトを取ってきたし、ディレクターはロドリゴと契約したがっていた。
私はイングランドに行き、ロンドンにあるリヴァプールのオフィスを訪れた。そして提案を貰ってサントスに持ち込んだが…それは受け入れられなかった。
サントスはロドリゴを売る気はなく、プロ契約を結んだことがわかった。しかし、リヴァプールが最初のオファーだったよ」
もちろん18歳になるまで欧州には行くことができなかっただろうが、今季彼がリヴァプールに来ていたらどうなっていただろうか…。