今月41歳になる元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ。正確無比のロングパスとフリーキックを武器とし、新時代の「レジスタ」像を生み出した。そのキック精度を表した動画も先日配信されていた…。

彼はニューヨーク・シティFCでプレーしたのを最後に現役を離れ、今季はセリエAのチームを率いることができるコーチングライセンスを取得。指導者としての第一歩を踏み出している。

そして先日はメディアで「来季はユヴェントスのU-23チームで監督を務めることに合意している」と伝えられ、ついに古巣復帰かと言われていた。

しかし『Il Nuovo』のライブ配信に出演したピルロは以下のように話し、ユースは率いたくはないと語ったそう。

アンドレア・ピルロ

「私はユースよりもシニアのチームに強い関心を持っている。

自分は野心や目標が必要だと思う。試合でアドレナリンを感じたい。勝利か敗北か、その責任を感じたい。

ユースチームは自分にとって正しいものではないと思う。それは楽しめるものではない。大人のチームから始めたい。

アントニオ・コンテやマッシミリアーノ・アッレグリはとても多くのことを教えてくれたよ。

アッレグリは外から見れば戦術的なことを何も指示していないように見えるかもしれないが、今日『放任主義』な監督が存在し得るとは思わないよ。彼はとても努力している。

監督になりたいと思ったのは、コンテの戦術レッスンの後だ。彼は少なくとも40分以上その練習をしていたし、私もそれがいいと思っている」

もちろんユヴェントスのU-23チームはセリエCを戦う歴としたプロクラブであるため、ピルロにとってどうなのかはわからないが…。

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とにかく、ピルロは監督として育成よりも勝負に興味を持っていることは明らかなようだ。

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