正統派の楽しみ方としては食後のおつまみとしてチーズに合わせるのがオススメです。特にパルミジャーノとかの塩気強いハード系、熟成が効いたタイプ、ちょっとクセが強いチーズがオススメですね。反対にワインに少しとろみがあるので、クリーミーなものは舌触りが似てしまうのでお勧めできません。

 チーズが苦手な人であれば、ハムとかレーズンも合うと思います。逆にチーズ好きにおすすめしたいのがゴルゴンゾーラチーズのピザとの組み合わせです。ワイン自体がはちみつみたいに甘い香りなので、「はちみつ代わりにワインを飲む」イメージでしょうか。若き日のピルロは中性的なイケメンでしたがブレシアやインテル時代を思い出すようなおしゃれで小粋な感じですかね(笑)。

 ワインのお味ですが、すっきりして、甘さもくどくないだけどモッタリとして今度はレジスタになってからのピルロのベルベットなパスを彷彿とさせます。一方で、しっかりとしたコクと豊潤な香りを感じます。スチールタンクで熟成しているそうなのですが、フルーティーでまるで樽で熟成したような香りもあります。

ピルロという名前がなくても甘口のワインとしてとても優秀です。ぜひ自宅で飲んでみて欲しいですね。小瓶もありますから一人で飲むのにも最適だと思います。

サッカーファンにはピルロの考えが食を通して触れるこおができるって魅力じゃないでしょうか?お酒が苦手という女性にもこれならオススメしたいです。

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