かつて大きな話題になった「バイアグラ」という薬。勃起不全の治療に使われるもので、青色の錠剤としてよく知られる。

ED(勃起障害)を持った男性が性行為の前に服用すると、およそ30分~1時間ほどで効果が表れ、5時間ほど持続するという。

『The SUN』によれば、かつてイングランド代表ではこのバイアグラを飲ませるというイタズラが行なわれていたという。

かつての代表FWジャーメイン・デフォーは、元同僚のカールトン・コールと共に行ったポッドキャストで以下のように話したそう。

ジャーメイン・デフォー

「あの日の練習前、彼は『ああ、ビタミン剤ね。体にいいやつだな』とアレを飲んだよ。腹が痛くなるほど笑った。最高に面白かったよ。バイアグラだとバラしたあと…彼の顔といったら!

それから、彼は何もできなかったね。『あいつ、あと何時間かはアレを処理しなければならないぞ』と思ったよ」
カールトン・コール

「僕には『どでかいもの』があった。性的に興奮していなくてもね。ピッチ上では最も速い男だったよ、『3つ目の足』があったからね!」

「ただ今のユニフォームはタイトな作りになっているから、同じジョークはできないね。あれは記憶から消していたよ。悪い思い出を蘇らせてくれたな」

カールトン・コールはウェストハムで主にプレーしたことで知られる長身FW。2017年にはこんなゴール集もまとめられた名選手の一人だ。

練習前にビタミン剤だと思って飲んだバイアグラのおかげで「三本目の足」ができてしまったという…。

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なお、デフォーによればこの事件は当時のファビオ・カペッロ監督には知られていなかったとのこと。

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