ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン・ミュンヘンMF)
2013年、バイエルンはバルサの将来を担うはずだったティアゴを格安で引き抜いた。
バルサでの試合出場に一定数に達しなかったため、彼のリリース条項は9000万ユーロ(104億円)から1800万ユーロ(20億円)に減額。バイエルンはそこを突いたのだ。
【関連記事】久保建英もどう?バルセロナが「買い戻し」をした5名の選手たち
ブンデスリーガで6連覇を達成したティアゴは、世界最高レベルのセンターハーフに成長。パサーとしてもドリブラーとしても卓越しており、チームのプレーメイカーに君臨している。
この3シーズンにおけるパス成功率は90%近い数値を叩き出しており、ドリブル成功率も85%をマーク。これまで指摘されてきたビッグゲームでの弱さも改善された。
彼はルカ・モドリッチの代役にふわさしい人材であり、レアルの中盤を強化できうる。獲得するには多額の資金が必要になるだろうが、バルサ育ちの彼を“銀河系”にする価値はあるはずだ。