アーセン・ヴェンゲルの後任としてアーセナルに招聘されたものの、1年半ほどでチームを去ることになったウナイ・エメリ監督。
『Guardian』のインタビューに答えた同氏は「アーセナルは守ってくれなかった」とチームでの孤立を明かした。また、メスト・エジルとの関係については、こう述べている。
ウナイ・エメリ(元アーセナル監督)
「エジルとはかなり話し合った。
彼も自己批判的にならなければいけない、自分の態度や貢献を分析しなければ。
私はエジルを手助けするために全力を尽くした。私のキャリアを通じて、才能ある選手たちは自分とともに彼らの最高レベルに達した。
私は常にポジティブだったし、彼にプレーして欲しかったし、関わって欲しかった。
プレシーズンで、最高のエジルを取り戻すための手助けをしたいと彼に伝えた。
(エジルには)ロッカールーム内でのハイレベルな参加と貢献を望んでいた。彼には敬意を払っていたし、助けることができると思っていた。
彼はキャプテンになれたはずだったが、ロッカールームは彼がそうなることを望まなかった。
それは私が決めたことではない、選手が決めたことだ(選手投票で主将を決めた)。
キャプテンというのは、クラブや監督、チームメイトのことを守り続けなければいけない人物だ。
他の全ての選手同様にいい時もあれば悪い時もある。
体調不良や膝の怪我で彼が起用できないこともあった。
強盗(事件騒動後)初戦のワトフォード戦で、私はすぐに彼を起用した。
私は常に話し合いにはオープンだったし、彼は常に私の構想に入っていた。
だが、彼は全力を尽くすべきだった。私にはコントロールできないものもあった」
自分としては全力を尽くしたものの、選手側がそれに応えてくれなかったということのようだ。
そのエメリとエジルとは、こんな気まずい接触シーンも話題になったことがあった(以下動画20秒~)。
やはりいい関係性ではなかったようだ…。
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エジルとアーセナルとの契約は2021年6月末まである。