6月4日にようやく再開されるポルトガルリーグ。新型コロナウイルスの影響で3ヶ月ほど中断されてきたが、ついに試合が戻ってくる。
FCポルトは前半戦で旋風を巻き起こしたファマリカンとの対戦を控えているが、数名の選手が離脱している。
CBのイバン・マルカーノは膝を痛めたために手術を受け、来季までプレーできない。またアレックス・テレスが累積警告でいきなり出場停止に。
そしてもうひとり不在なのが中島翔哉。トレーニングが再開されたあとまもなく、家族に呼吸器の問題があることを懸念し、彼は練習から離脱している。
『Sapo』の記事によれば、ポルトの監督を務めているセルジオ・コンセイソン氏は火曜日に以下のように話したそう。
セルジオ・コンセイソン
「彼(中島翔哉)はグループにいない。
経営陣はそれに対処しているし、彼の欠如に対しては最高の形で取り組むことになるだろう。
それ以上に話すことはなにもないよ。
全員がチームにいることを望むか?それは間違いなくYESだ」
今季アル・ドゥハイルからポルトに加入した中島翔哉であるが、なかなか出番を継続的に得ることが出来ずに苦戦。昨年末のタッサ・デ・ポルトガルのサンタ・クララ戦ではこんな初ゴールも決めたが…。
GOLO! FC Porto, Nakajima aos 28', FC Porto 1-0 Santa Clara #TaçadePortugal #FCPCDSC
— VSPORTS (@vsports_pt) December 19, 2019
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クロスから泥臭く押し込む!
これで立場は改善されるかと思われたが、試合が3月で中断。いい形を取り戻すことが出来ないまま、新型コロナウイルスに対処しなければならなくなっていた。
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そして今回のリーグ再開でも家族の事情でプレーできないとなれば…来季はさらに厳しい状況からのスタートになるかもしれない。