公式戦に向けて今週末も日本各地でトレーニングマッチが行われている。

今年JFLに昇格したいわきFCもトレーニングのピッチを上げており、20日には流通経済大学サッカー部と練習試合を行った。

その試合映像が話題となっているぞ。

試合はクラブハウス横の「いわきFCフィールド」で開催。

大倉智社長の解説付きでライブ配信が行われていることもスゴイのだが、その映像はなんと、ドローンで撮影されたものだった。

こちらはゴールシーン。まるでサッカーゲームみたい!

そう感じるのは、固定カメラではないためウイイレやFIFAのように視点が横に動くことが大きいだろうか。またサッカー中継は基本的にマニュアル化されているため、普段とは違う地点からの映像があることも理由の一つかもしれない。

Qolyでも以前紹介したように、いわきFCは普段の練習からドローンを使用。撮影した映像をもとに分析ツールで選手のパフォーマンスを評価し、個々の成長に繋げている。そのドローンを今回、試合中継でも活用しているわけだ。

分析に使っているだけあって映像は非常に鮮明で見やすい。他チームから研究されてしまうためシーズン中は難しそうであるが、もしかしたら今後Jクラブなどでも検討されていくかもしれない。

なお、試合はいわきFCが1本目を1-0で取ったものの、その後は流経大が反撃。最終的には3本合計5-7で終了している。

流経大は、コーチを務める元湘南ベルマーレ監督の曹貴裁氏がこの試合を指揮。キックオフの隊形からして彼のイズムを感じるような試合なので、気になる方はぜひ中身のほうもチェックしてみてほしい。

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両チームとも公式戦は来月開幕予定。流経大は7月4日に関東大学リーグの初戦で東京国際大学と、いわきFCは7月18日にJFL開幕戦で奈良クラブとそれぞれ対戦する。

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