1日、イングランド・フットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)を戦っているウィガン・アスレティックが破産申請を行ったことが発表された。

2013年にFAカップを制覇したことで知られるウィガン。その試合の模様がこれだ。

マンチェスター・シティを撃破し、クラブ初の栄冠に輝いた。しかしその後プレミアリーグから降格し、一時は3部まで転落した。

それから再び2部へと復帰し、2018年には香港に拠点をおいているコンソーシアム「International Entertainment Corporation」にクラブが買収されていた。

そして、今年6月にはさらに香港の「Next Leader Fund」という会社に買収され、新たな体制で経営がスタートしていたばかりであった。

『Financial Times』によれば、倒産の理由はそのオーナーが資金の注入を拒否したためであるとのこと。

もちろん新型コロナウイルスによる試合の中断も影響しており、その収入減も倒産に至った理由の一つである。

ウィガンは以前から経営の状態が悪く、前年度の損失は770万ポンド(およそ10.3億円)、今年度はさらに920万ポンド(およそ12.3億円)の損失を計上している。

イングランド2部は「選手給与総額がクラブの収入を上回る」珍しいリーグであり、2018-19シーズンは全クラブ総収入に対する選手給与総額が107%となっていた。

それに新型コロナウイルスによる打撃、オーナーの投資拒否が重なり、イングランド2部では初の破産申請を行うことになったようだ。

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なお、この破産申請によってウィガンには勝点12の剥奪が言い渡される。降格しなかった場合は今季に適応され、降格した場合は来季スタート時点での適応となる。