アメリカで黒人のジョージ・フロイドさんが亡くなった事件は世界的な話題になったが、ブラジルでも同様の事件が起きている。
6月には14歳の少年が警官によって殺され、昨年9月には8歳だった少女が警官に銃撃されて死亡。
そうしたなか、ボルソナロ大統領の息子で議員でもあるエドゥアルドは、ブラジルにジョージ・フロイドはいない(のようなケースはない)と発言している。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(元ブラジル代表MF)
「これは明らかに人種差別だ。現在この国で起きている暴力的政治の証拠だ。
8歳の子供が警官に撃たれるようなことがどうして起きる?それ以降どうやって生きていくことができる?
信じられない。ジョージ・フロイドを見て欲しい。彼は息ができなかった。彼は人間だよ。
警察がどうしてあんなことができたのか想像もできない。これは人種差別であり、とてもとても悲しい」
「ブラジルには何千人ものジョージ・フロイドがいる。我々が知らない黙って苦しんでいる人が何千人もいる。
ブラジルにジョージ・フロイドはいないと言うのは非人道的だ。銃撃は毎日起きている。ゲイの人達も迫害されている。
これはボルソナロを支持する人達について自分が最も怒っていることのひとつだ。
ただ、誰も時間には勝てない。いつか誰もが自分が本当は何者かを知るだろう」