ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(元ブラジル代表MF)
「2018年の大統領選の第2ラウンドが始まった頃、自分は人々に話をしようとした。映像や起きている全てを見せようとした。
ボルソナロはWhatsAppとフェイクニュースの息子だ。大多数が彼を支持し、彼らから離れることが私の決断だった。
なかには当時の判断を後悔している人もいる。彼らはボルソナロが唯一の選択肢だと思っていた。
ブラジルの権力層(支配者層)には共感というものがないし、我々にもそれを持つなと説いている。
エリートはこの国の財政的不平等がどれほど大きいかを理解していない。それがさらに大きくなれば暴力が起きるだろう。
いま我々はそれが解明されるのを見ている。我が国には素晴らしいジャーナリストたちがいるが、進み出て伝える出版社はない。
2018年は4200万人以上が投票しなかった。もしブラジルメディアが本当に仕事をしていれば、ボルソナロは決して当選しなかっただろう。
本当のジャーナリズム、それは真実を書いて皆に伝えることだ」
ブラジル国内では最近になっていくつかの動きがある。最高裁はSNSに溢れているフェイクニュースへの調査を開始し、警察当局はボルソナロの関係先を捜索したという。
ジュニーニョもそういった戦いを支援しようとしたものの、あまり成功しなかったそう。
ジュニーニョ・ペルナンブカーノ(元ブラジル代表MF)
「ブラジルの選挙を決めるのは、Twitter、Facebook、WhatsAppだ。
Twitter上のフェイクニュースを通報することにウンザリしている。自分は常にメッセージを送っている。
我々の問題について彼らはギルティだが、彼らに対するアクションは何も起きていない。
Youtube上にどれほど極右のチャンネルがあるか見て欲しい。彼らはフェイクニュースを拡散させるために莫大な金を得ているが、(いまだに)Youtubeから承認されている。
(SNSメディアに)自分はほぼ毎日通報しているが、回答はほとんどない」