サッカーの監督というのは「いつか必ず解任される仕事である」と言われる。しかし、その中でも「タイトルを獲得した直後に退任となる」という珍しいケースも…。

今回は『Sportskeeda』から、「トロフィーを掲げた年にチームを離れることになった指揮官たち」という記事を紹介する。

マウリツィオ・サッリ

解任されたクラブ:ユヴェントス、チェルシー

2019-20シーズン、マウリツィオ・サッリ監督は難しいシーズンに耐えることになった。UEFAチャンピオンズリーグの再開を前に、アリアンツ・スタジアムで煌めくサッカーをやろうという希望を持って戦いに望んだ。しかしながら、リヨンを相手に敗れてしまった。

ユヴェントスの最初の15試合で14勝をあげたものの、このクラブで彼の哲学をインストールするには時間が必要であることは明らかになっていた。豊かな戦力を武器にセリエA9連覇を達成したものの、その2週間後には解任されることに。

彼は昨年もチェルシーでUEFAヨーロッパリーグを優勝した直後に解任されてしまっており、2年で2回のタイトル獲得、2年で2回の解任という珍しい記録を作ってしまっている。