スペイン1部リーグのエイバルで奮闘する日本代表MF乾貴士。
今年32歳になった彼は、日本人選手にとって“鬼門”とも呼ばれたラ・リーガにおいて138試合出場を記録している。
✅ Doblete contra el Barça
✅ Primer japonés en marcar en el Camp Nou en #LaLigaHistory
😆⚽⚽🇯🇵 ¡INUI hizo HISTORIA con la @SDEibar! #BarçaEibar pic.twitter.com/g56AMEU0fi
— LaLiga (@LaLiga) February 22, 2020
出場するだけではなく、このように数々のスーパープレーも見せてきた!
そんな乾が先日、現役時代バルセロナのキャプテンとして一時代を築いたカルラス・プジョルと対談を行った。
2020-21シーズンもラ・リーガを放映するWOWOWによる企画で、昨季終了直後に乾がバルセロナを訪問して実現したという。
放送は今週末の8月30日(日)だが、ここでは対談の一部を先出しで紹介したい。
乾は今回の対談において、プジョルにぜひ聞きたいことがあった。それは、今も彼の記憶に残るひとつのシーンだ。
元バルセロナのルイス・フィーゴがレアル・マドリーへ電撃移籍したシーズン、カンプ・ノウにはじめて戻ってきた試合での一幕。
カンプ・ノウのスタンドは、フィーゴに物を投げ、激しいブーイングを浴びせるバルセロニスタで埋まっていた。そうしたなか、フィーゴのマーカーだったプジョルは、加熱しすぎたファンやチームメイトを自ら止めていた。その光景は幼かった乾の目に焼き付いていたという。
「あのクラシコもそうだけど、気持ちが入ってる中で味方がファウルされたり、もめているところを止めに行くのも一番はプジョル。なんでそんなに冷静になれるのかが知りたくて…」
そう乾が聞くと、プジョルは丁寧に答えた。