今週末に開幕を迎えるイタリア・セリエA。新型コロナウイルスの影響によって昨季の終了が遅れ、そして今季は9月半ばでのスタートに。
それに向けてセリエAは公式Youtubeで様々な動画を投稿しており、ユヴェントスの新監督になったアンドレア・ピルロのプレー集も公開されている。
そんなセリエAを統括しているのがイタリアサッカー連盟(FIGC)。その会長を努めているガブリエーレ・グラヴィナが、『Corriere dello Sport』で注目の発言を行ったようだ。
ガブリエーレ・グラヴィナ
「私は新しいモデルに取り組んでいる。
チャンピオンシップは3つのフェーズに分けられ、優勝者は『ファイナル8』(トーナメント)で決められる」
「プレーオフというのは、勝利に慣れているチームや人々にとっては不利になる可能性があるものだ。
しかし、毎回が魅力的なチャンピオンシップを構築することができれば、そのように悪いものにはならないだろう。
現状の大会フォーマットでは、あるタイミングで勝敗の結果が決定的でなくなるチームが生まれる。それにより視聴者を失う可能性もあるのだ」
3つのフェーズに分かれるということは、「1回戦総当り→上位&下位リーグ→優勝決定トーナメント」という感じになるのだろうか…まるでベルギーリーグのようだが。
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内容についてはあまり詳しく触れられていないものの、一つ一つの試合がより重要な意味を持つよう、そして消化試合が減るようなアイデアを考えているようだ。
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