マンチェスター・ユナイテッドを去ってインテルに移籍すると、イタリアでゴールを量産したベルギー代表ロメル・ルカク。

元同僚であるマーカス・ラッシュフォードが彼について語った。Twitter上にこう綴ったのだ。

マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッドFW)

「ルカクについてちょっと話をさせて欲しい。

僕らはPSGとのUEFAチャンピオンズリーグ2ndレグを戦っていた。1stレグに2-0で敗れており、わずかな望みしかなかった。

(2戦合計2-2に追い付き)勝ち抜けにはもう1ゴールが必要だった。94分に訪れたPK…。

Rom(ルカク)はボールを拾うと僕に手渡した。彼はこれが僕の見せ場だと知っていたんだ。

彼はこのPKを決めることでメディアの話題を独占するのが僕になるだろうことを分かっていた。

彼はそれでOKだった、自分(ルカク)がこの勝利のなかで最も重要だったという事実を度外視してね。

これでルカクについて知るべき全てが分かるはずだ。

無私無欲のチームプレイヤー…。他人が輝くために自分が影になることに一切ためらいがない。

これが我がブラザーなんだ。彼に感謝している」

2018-19シーズンのCLラウンド16。PSGとの1stレグを2-0で落としたユナイテッドは2ndレグで3点を奪って逆転勝ち。

ラッシュフォードがルカクに感謝したそのPKシーンがこれだ。

後半ATの劇的PKを無慈悲に突き刺すラッシュフォード!

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ルカクはこの試合で2ゴールを決めており、ハットトリックのチャンスだった。だが、そのPKを何の躊躇もなくラッシュフォードに譲ってくれたそう。

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