今夏、レアル・マドリーからビジャレアルにローン移籍した久保建英。
ここまではベンチスタートが続いており、リーグ戦5試合で54分ほどしかプレーしていない。
ウナイ・エメリ監督はまだ適応段階にあると語っているが、『Cadena SER』によれば、レアル側は久保の扱いに怒っているとか。
レアルは久保がプレータイムを得られていないことを理解できないでいるという。UEFAヨーロッパリーグが始まれば、久保のプレータイムは増えると見られているが、レアル側は現状に失望しているとのこと。
今夏、久保はレアル選手のなかで最も多くのオファーを受けた選手だった。リーガからは10チーム以上、合計で25チームがローン移籍を希望。ミラン、アヤックス、バイエルンというビッグクラブもあったが、ビジャレアルが久保にとって理想的だと思われていた。ただ、現状は期待通りにはいっていない。
アトレティコ・マドリー戦でも後半40分からの出場だった久保。自陣内深いエリアでボールを奪われてピンチを招いたシーンがこれ(動画4分13秒~)。
あわやのピンチに…。久保としては出しどころがなかった感じだが。
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ただ、まだ5試合という段階のため、レアルはビジャレアルに説明を求めたり、他チームへローンしたりすることは検討してはいないという。
レアルは久保のチャンスが増えることを辛抱強く待つというものの、シーズン序盤の状況は好ましく思っていないとのこと。