「(外国人として暮らしたロンドンと日本の生活を比べると?)
日本からイングランドに戻った時、よりくつろいだ気持ちになった。日本はあまりに異なる国だからね。
(日本での?)様々なものを楽しんだとしても、イングランドに戻ると文化的には近い。
だが、選手にはいつも言っている。自分がどこかで外国人になった時、自分のことを受け入れてもらいたいのは当然だが、『地元の人以上のものを与えなければいけない』と考えなくてはいけないと。
なので、外国で働くことはいいことだと思う。自分への厳しさが増し、自分への要求が高くなるからね。
(外国人として)自分がそこにいるなら、地元の人達以上を尽くさなければいけないと感じていた」
「(どの言語で話したり、読んだりするのが好き?)
フランス語だね。ドイツ語と英語も話せるが、フランス語ならとても上手だ(笑)。
イタリア語とスペイン語も分かる。日本語もいくらかね。でも、上手くは話せない。
だが、(その国で?)しばらく暮らせば問題ないさ」
「外国人としては招かれたなら、自国人以上のものを与えなければいけない」という考えを選手にも説いていたようだ。
そのヴェンゲルが2013年に名古屋に戻ってきた際の様子がこちら。
グランパスの懐かしい写真も!
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ピクシーと笑顔で談笑するシーン(動画1分54秒~)は必見だ。