13日に行われたUEFAネーションズリーグのウクライナ戦で0-1と敗れてしまったスペイン代表。
唯一のゴールは76分に決まった。キーパーからのキックをカラバエフがヘッドで落とし、ヤルモレンコがスルーパスを送ると、ツィガンコフが大きく空いた裏のスペースへと飛び出す。
その際にペナルティエリアよりも外にまで出てきていたスペインの守護神ダビド・デ・ヘアは、バックステップを踏むも戻りきれず。体勢が整わないままシュートを受け、ゴールを決められてしまったのだ。
マンチェスター・ユナイテッドでは長く守護神を務めているダビド・デ・ヘア。一時期は世界最高のキーパーとも評価された。
しかしこのところはパフォーマンスが優れないとして批判を受けていたデ・ヘアは、これでまたも厳しい視線を向けられることに…。
『La Sexta』によれば、試合後の記者会見に出席したスペイン代表監督のルイス・エンリケ氏は以下のように話し、デ・ヘアへの批判はおかしいと斬ったそう。
ルイス・エンリケ
「誰にでも自由は許されているが、ダビド・デ・ヘアへの批判はすでに悪である。
我々全員がもっとやれる。そして第一に責任があるのは私だ。我々は勝利に値した。ゴールを決められるだけの十分なチャンスもあった。
しかし、このようなことが起こる可能性は常にあるのだ」
この試合、スペインのシュート数は21本、ウクライナのシュート数は2本と大きな差があった。
しかしスペインは数あるチャンスをゴールに結び付けられず、ウクライナは唯一の枠内シュートが得点になっている。