マーティン・ウーデゴールとアーリン・ホーランの神童コンビを擁するノルウェー代表。先日のUEFAネーションズリーグでは2連勝を飾ったが、その前には監督と選手の間でバトルが起きていたようだ。
ノルウェーは10月8日に行われたセルビアとのEURO予選プレーオフに1-2で敗れて本大会出場を逃した。
『VG』によれば、その試合の戦い方を巡って、FWアレクサンデル・セルロートとラーシュ・ラガーベック監督が対立したという。
24歳のセルロートはセルビア戦の戦い方に疑問を呈した。だが、指揮官は反撃。「2年前のキプロス戦で大チャンスをミスしたのによくも言えるな」と言い放ったとか。
このやりとりを目撃していた関係者は「ショックだった、こんなことは一度も経験したことがない」と語っているそう。
2018年のキプロス戦にノルウェーは2-0で勝利しているのだが、ラガーベックはセルロートのミスを覚えていたようだ。
ただ、セルロートはセルビア戦の3日後に行われたルーマニア戦で先発起用され、ホーランの得点をアシストするなど1G1Aの活躍を見せている。
代表ではホーランに何度もアシストをしてきたセルロート。あの“音速ボレー”を演出したのも彼だった。
ホーランは9月に代表初ゴールを決めた際に「セルロートからのいいボールだったし、得点できたのはよかった」と感謝を口にしている。
ノルウェー代表は来月もネーションズリーグを含めた3試合を戦う。