試合終了間際のセットプレーでゴールキーパーが前線に上がっていく場面は、サッカーの中でも最も盛り上がるシーンの一つ。
もしそのGKがゴールを決めでもしたら、チームは救われ、さらに世界中で話題になる…そんな歴史に残るものとなる。
ところが、GKがゴールを奪ったにもかかわらず、それが台無しになってしまうという珍しい場面があったそう。それはスペインの6部リーグ、ビナロス対ペニスコラの試合終了間際で発生した。
0-1と負けていたビナロスのGKカルロス・アグアヨ・トーレスは、終了間際のセットプレーで前線に上がり、こぼれ球から見事なミドルシュートを決める!もちろんチームは大喜びだ。
ところが、相手ボールのキックオフからそのままゴールを狙われ…頭上を抜かれて超ロングシュートを決められてしまった。
もちろんペニスコラの選手たちはピナロス以上に大喜び…そりゃそうである。
そして数分後に審判は終了の笛を吹き、試合は1-2でペニスコラの勝利となった。カルロス・アグアヨ・トーレスにとってはなんとも悔やみきれない試合になっただろう…。