先月末に78歳で亡くなった元イングランド代表ノビー・スタイルズ氏は長年認知症と闘病をしていた。

この2年半に亡くなったジャック・チャールトン氏、レイ・ウィルソン氏、マーチン・ピータース氏らレジェンドたちも認知症を患っていた。また、サー・ボビー・チャールトン氏も認知症が判明している。

ヘディングによって脳がダメージを負い、それが認知症が引き起こす可能性についての研究が近年進んでいる。

【関連記事】サッカーは頭を使え!今、「利き足は頭」と呼べる選手たち

『Independent』によれば、ギャレス・サウスゲイト監督も将来的な認知症発症を憂慮しているという。

ギャレス・サウスゲイト(イングランド代表監督)

「相当にボールをヘディングしていたので、自分も年齢的に心配はある。

ただ、ピッチ上にいた時は短期的や長期的な怪我のリスクがあると常に認識してもいた。

身体的や健康面での問題になるかもしれない長期的な(懸念)だったとしても、自分はプレーするチャンスを欲しがっただろう。

ほとんどのアスリートはそうだと思う。

(ヘディングと認知症の)関連は進行中の研究がある。

現時点では決定的なものはわずかであり、それは誰にとってもやや腹立たしいものだ。我々は明確な解決策を望んでいるからね。

誰にとっても心配なことであり、我々は研究をサポートし続ける必要がある。

心配しているかと言われれば、もちろんそうだ。家族にも認知症に苦しんでいる人がいる。ひどいひどい病気だ」

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手