今夏のマーケットでアトレティコ・マドリーからアーセナルに加入したガーナ代表MFトーマス・パーテイ。移籍金は契約に定められた満額の4500万ポンド(およそ62.2億円)が支払われた。
クラブはなかなか成績が伸びていないものの、パーテイ自身はなかなかのパフォーマンスを見せて評価を受けている。
今回『Metro』が伝えたところによれば、かつてアーセナルでプレーしたエマニュエル・アデバヨールがガーナで行われたイベントで以下のように話したという。
エマニュエル・アデバヨール
「トーマスは僕に言ったんだ。イングランドのいくつかのクラブから話が来ていると。
その名前はアーセナル、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、そして他のいくつかだと。そしてアドバイスを求めてきた。
僕は、アーセナルに行くべきだと伝えた。自分はそこでプレーするチャンスがあったし、彼の成長にはいいものになるだろうと思ったからね。
アーセナルは一つのクラブ以上の存在だ。家族だ。そしてトーマスがプレミアリーグで見せているパフォーマンスにも感銘を受けているよ」
アデバヨールといえば、退団してからはアーセナルのサポーターの前に膝滑りをして椅子を投げられたりしていた印象があるが…。
しかし、自分の成長にはアーセナルでの3年間が大きく影響を与えたことは認めているようで、パーテイにもそれを勧めたようだ。
もちろん取引では移籍金が満額支払われたことが大きいと思われるため、彼のアドバイスがアーセナルを選んだ理由だとは言いにくいだろうが。