クラブチームのサッカーのほうがレベルは高いと言われるが、代表チームは選手としてのロマンがある。そしてワールドカップという世界最高峰の舞台がある。

国ごとに争うという事実があるため、常に問題となるのは選手の国籍だ。このところは複数の国を代表する資格がある者も多くなっており、個々の事情も様々である。

今回は『Squawka』から「代表チームを切り替えた選手たち」を紹介しよう。

ジャック・グリリッシュ

代表チーム:アイルランド→イングランド

アストン・ヴィラの下部組織で育成され、2部への降格後にチームの中心として君臨し始めた天才アタッカー。その高い技術と試合を変えられる影響力は大きな注目を集めており、ビッグクラブへの移籍も間近であるという。

彼はもちろんアストン・ヴィラの本拠地であるバーミンガムで生まれたが、祖父母がアイルランドの出身であった。そのためにU-21までは緑色のユニフォームに身を包み、国際舞台に登場していた。

だが2015年にイングランドの代表を目指すことを公言し、U-21代表にも選出。トゥーロン国際大会でも優勝に貢献し、その後夢のスリーライオンズに招集されている。