現在カタールで行われているAFCチャンピオンズリーグ。Jリーグ勢で唯一ベスト8に勝ち残ったヴィッセル神戸が、水原三星(韓国)との対戦に臨んだ。

試合はわずか7分で水原がゴールを決めるというスタートになったものの、前半終了が近づいた38分に神戸が大きなチャンスを得る。

裏に飛び出した選手をDFキム・テファンが倒してファウル。VARでのレビューが行われた結果、当初提示されたイエローカードではなくレッドカードに変更され、神戸は数的優位を手にする。

さらにペナルティエリア直前でのフリーキックを古橋亨梧が蹴り、グラウンダーで技ありのシュートをゴール左に流し込んだ。

ただ、同点に追いついた神戸は後半、そしてそのまま突入した延長戦の30分でも決勝点を奪うことができず、1-1のまま試合はPK戦へと持ち込まれた。

互いに最初から成功が続きサドンデスとなると、水原の7番手だったヤン・ホイクが失敗。その直後に藤本憲明が成功させ、PK戦7-6というスコアで神戸がベスト4への切符を手にしている。

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ヴィッセル神戸はこれがクラブ創設以来初めてのAFCチャンピオンズリーグ準決勝進出。13日には蔚山現代と対戦する予定となっている。

なお、西地区の試合は全て終わっているため、蔚山現代に勝利した場合は19日にペルセポリス(イラン)との決勝戦に臨むこととなる。

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