今季レアル・マドリーからビジャレアルへローン移籍した久保建英。ここまで19試合に出場していたが、ラ・リーガ第14節オサスナ戦ではベンチ外となった。
『AS』や『Cadena SER』によれば、ウナイ・エメリ監督は1月の移籍市場で久保の退団を容認する構えだそう。
指揮官は18歳のジェレミ・ピノをファーストオプションにしており、久保は信頼を失ったという。また、MFビセンテ・イボーラの長期離脱も久保の状況に影響を与えたようだ。
ビジャレアルは1月の移籍市場で彼の代役を獲得する可能性があり、そのための資金とEU圏外枠が必要になりうる。久保を放出した場合には給与負担が減るうえ、EU圏外枠も空く(現在は3つの枠を久保、カルロス・バッカ、フネス・モリが埋めているとされている)。
ビジャレアルはイボーラの代役を見つけられなかった場合にはクラブ・アメリカに貸し出しているアルゼンチン人MFサンティアゴ・カセレスを呼び戻すことも検討しているという。
久保側は今季のリーグ戦で30試合ほどの出場を見込んでいた。ここまでリーグ戦13試合に出場しているが、先発は2試合のみ。
1月にレアルに復帰したうえで再度ローン移籍しうるようだ。その場合は5か月間のローンで300万ユーロ(3.8億円)を負担する必要があり、グラナダやオサスナのようなチームには手が出ない金額だとも。