世界的な感染が続く新型コロナウイルス。

敵地でのコパ・リベルタドーレス対ボカ・ジュニオルス戦を戦ったサントスはGKジョンとDFワギネルの陽性が判明した。

陽性になったために帰国できずにいる2人は医療用飛行機でブラジルに帰還する見込みだ。

そうしたなか、『ESPN』や『Ole』はサントス側のスキャンダル疑惑について伝えている。

サントスは2人の感染を知りながらも、敵地での試合に出場させたのではないかというものだ(ワギネルはベンチ入りするもプレーせず)。

この試合のサントスはハーフタイムになっても、なぜかベンチには戻らずに選手たちはピッチ上で休憩。先発出場したGKジョンはチームメイトたちの後ろで立っていた。

サントスはこの疑惑について「ボカのアウェイチーム側のロッカールームは狭すぎる。無観客でもあったので、ピッチ上に留まることを選んだ」と説明。

また、試合前にはジョンがチームメイトたちと肩を組んだり、ハグをしたりする様子が撮影されている。もしサントスがジョンの感染を知っていたなら、そういったことはさせなかったはず。

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ただ、南米サッカー連盟のプロトコルでは「当該国に到着してから12時間以内に南米サッカー連盟は全関係者に迅速な検査を行う」とされているものの、実際には定期的に行われていないそうで、ボカは「唯一行われるのは72時間前の検査だ」としている。

ボカを率いる64歳のミゲル・ルッソ監督はリスクグループの一員でもあり、ボカはサントス側の過失を指摘しているという。

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