バクスター氏は、ジョエリントンの美容院訪問は写真撮影の一環であり、ルール内で許されるものである可能性があると指摘したという。しかしながら、「やるべきではなかった」と認め、SNSに写真をポストしたジョエリントンは「馬鹿だった」とも述べた。
彼は2万ポンド(286万円)をかけて自身のサロンをコロナ対策仕様に改装。自分も客もマスクを着用しているほか、ジョエリントンとも定期的に検査を受けて陰性を確認していたとのこと。
トム・バクスター
「ロックダウンだったので、我々はこれをやるべきではなかった。私もやるべきではなかった。
だが、私は悪い人間ではないし、彼も悪いやつではない。
ある時点においては、誰もルールを破ったはずだ。
最初のロックダウンは誰もが真剣に受け止めたが、今は皆うんざりしていると思う」
「ジョエリントンは素敵な若者だ。彼は人や言語も知らない新たな国にやってきた。
私は傲慢でも自信家でもない。症状がある人や亡くなった知り合いもいる。
もし、誰かを危険にさらしていたなら、後悔している」
ジョエリントンの行為は愚かだったとしつつ、彼をターゲットにするのはフェアではないとも述べていたそう。
また、警察が来ることも想定しており、処分は受け入れるつもりだとも語っている。