今冬、レアル・マドリーから古巣フランクフルトへローン移籍したルカ・ヨヴィッチ。
復帰後4試合で3ゴールをマークしたが、これまでは全て途中出場で、平均で30分に満たないプレータイムに留まっている。
『AS』によれば、ヨヴィッチを先発起用しろというプレッシャーがフランクフルトにかかっているという。ただ、アディ・ヒュッター監督は「彼がプレーすべき時については誰にも口出しさせない」と起用法をめぐって怒りを見せたという。
アディ・ヒュッター(フランクフルト監督)
「ルカはワールドクラスのFWだ。並外れた能力があるからね。
彼を抑えつけるつもりはない。
だが、我々はすでに彼と話し合ったし、適切なタイミングがいつなのかを知る必要がある。
彼がプレーすべき時については誰にも口出しさせない。
彼がずっとサブになるためにここに来たのではないことは分かっている。ただ、まだ多くの試合が残っている。
ヨヴィッチとセバスティアン・ローデをベンチに置いておけるとすれば、それは我々がとても強いからだ」
フランクフルトの3-4-2-1システムでトップを務めているのは、アンドレ・シウヴァ。今季の彼はロベルト・レヴァンドフスキに次ぐ16ゴールを叩き出している(ドルトムントFWアーリン・ホーランは14得点)。
そのため、ヨヴィッチはシウヴァの控えという扱い。同紙は、出場機会を増やすには、“10番”のポジションでの起用についても指摘しているが…。