中島翔哉がローン移籍で去ったポルト。
そのポルトとブラガとの第18節で発生したありえないオフサイド判定が話題になっている。
後半44分、1点を追っていたブラガがチャンスを迎えかけた場面。
DFラインの遥か後ろにポルト選手が残っていたにもかかわらず、なぜか副審がフラッグを上げ、主審はブラガのプレーを止めさせてしまったのだ。
この謎判定にブラガ側は当然猛抗議。『maisfutebol』でも、異常なオフサイド判定と伝えている。ただ、これには理由があったようだ。
おかしな位置に残っていたのは、ポルトDFザイドゥ・サヌシ。
彼は腰を痛めており、取り残されるような形になっていたが、副審はその存在に気付いていなかったようだ。副審はすぐに自らの間違いに気付いて、ブラガ側に謝ったという。
この判定でチャンスを潰されたブラガだったが、後半アディショナルタイムにニコ・ガイタンが劇的なゴールを決めて、2-2の引き分けに持ち込んでいる。
ただ、カルロス・カルヴァリャウ監督は「誰かがラインを台無しにした」と不満をぶちまけていたとか。
なお、後半20分からの出場だったサヌシは最後までプレーできずに途中交代。腰痛のために次節は欠場する見込みだそう。