10日に行われたターサ・デ・ポルトガル(ポルトガル杯)の準決勝1stレグ、ブラガ対ポルトの試合が大きな話題になっている。
問題となっているのは66分からの場面。ポルトのコロンビア人ウイングであるルイス・ディアスが左サイドから仕掛けたところだった。
ブラガのDFダヴィド・カルモがギリギリでカバーに入ってきたところ、クリアには成功するも足首を踏まれてしまい…。
【動画】足首が曲がってしまうのも衝撃だが、救急車が発進できないのも衝撃
右足首が変な方向に曲がっているカルモを見て、チームメイトもポルトの選手も顔色を変えてドクターを呼ぶことに。
さらに問題となったのは、カルモを乗せた救急車がなんと発進することができず、両チームの選手やスタッフによって「押しがけ」されなければならなかったのだ。
これが怪我であったからよかったものの、もし心臓発作などで一分一秒を争うものだったらどうなっていたか…ポルトガルという先進国でこのようなことがあったという事実が驚きを呼んでいるようだ。
なお、ダヴィド・カルモは右足の脛骨と腓骨の骨折によっておよそ4ヶ月の離脱を余儀なくされると発表されている。
ダヴィド・カルモは現在21歳の若手センターバックで、今冬のマーケットではリヴァプールが狙っていたとも言われる逸材だ。