シーズン途中に監督交代に踏み切ったチェルシー。トーマス・トゥヘル新監督のもとで5連勝中だったが、サウサンプトン戦には1-1で引き分けてしまった。
そうしたなか、かつて宿敵アーセナルを長く指揮を執ったアーセン・ヴェンゲル氏の発言が話題になっている。『beIN SPORTS』でチェルシーについてこう述べたのだ。
アーセン・ヴェンゲル
「チェルシーについてやや心配なのは、彼らが最高の状態ではなかったということ。
このリーグでは起きることだが、大きなポテンシャルを感じられない。戦術面、フィジカル面、アグレッシブさ、組織面においても。
それで、彼らの勝点数を見てみた。25試合終了時で勝点43だ。
それを平均すると(全試合を終えた時点では)63ポイントになるだろう。
通常、63ポイントではアウトだ。トップ4には少し足りないかもしれない。
当然、素晴らしい連勝も可能だが、今日の試合は彼らにとってややイラつくものだった。
サウサンプトンにプレッシャーをかけるための滑らかさを見つけることができなかったね」
南野拓実のゴールで失点を許したセインツ戦はチェルシーにとって不満が残るものだったと指摘。現状では上位4位に入るのは厳しいかもしれないと考えているようだ。
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現在5位のチェルシーは、4位ウェストハムとの勝点差が2ポイントある。