UEFAヨーロッパリーグのベスト16で戦うことになったマンチェスター・ユナイテッドとミラン。
ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチはかつてユナイテッドでもプレーしたことがある選手だ。
同じスカンジナビア出身のオレ・グンナー・スールシャール監督はクラブ公式のインタビューでこんなことを語っていた。
オレ・グンナー・スールシャール(マンチェスター・ユナイテッド監督)
「全てのキャリアにものすごく感銘を受けた。
彼を見ていたし、チェックしていたよ。
どんなチームに行ってもリーグで優勝してきた。それは特別なものさ。
彼のやり方はあまりスカンジナビア人らしくない。
僕らはもうちょっと穏やかで、物議を醸すこともないからね。
ズラタンは信念と自信で何ができるかを示した。
彼をロールモデルにしている多くの子供たちがいるよ。
例えば、今ドルトムントでプレーしている彼もそうだ。アーリン(・ホーラン)だよ。
彼がズラタンを見て、その振る舞いを学んでいることは知っている。
私はアーリンとも働いたことがあるからね。彼も同じメンタリティを持っている。
(イブラの)ユナイテッドでのキャリアの危機に瀕した怪我からの復活の仕方。
皆、楽なMLSに行ったと思っていたが、そうではなかった。
彼は評価を上げて、今は欧州最高のクラブのひとつであるチームにいる」
スカンジナビア人らしくはないとしつつ、イブラのメンタルを賞賛したスールシャール(イブラはボスニア人の父とクロアチア人の母のもとにスウェーデンで生まれた)。
そのうえで、ノルウェー人であるホーランも彼を見て学んでいると述べていた。
【動画】イブラから伝授?怪物ホーラン、キレた相手選手への逆襲シーン
実際、ホーラン本人も「彼のメンタリティが好き。彼の移籍の仕方も好きだね。他の国(への移籍)は簡単ではない。でも、彼は移籍してくると、必ずすぐにゴールを決める。それを見るのが好きだった。僕らはストライカーだし、ともに背が高い」とイブラについて語っている。