弱冠15歳でノルウェー代表にデビューすると、神童として一躍有名になったマルティン・ウーデゴール。
22歳になった彼は代表のキャプテンを任されることになったが、ノルウェーに現れた新たな神童が話題になっている。
北海を挟んだ隣国デンマークのノアシェランに所属するアンドレアス・シャルデルップだ。
彼は2004年生まれの16歳。今季トップデビューすると、1部リーグで2試合連続ゴールを決めた。
特にレギュラーシーズン最終戦のセンデリュスクE戦では圧巻の2ゴールを叩き出し、2-1の勝利に大貢献。その得点がすごいと話題になっている。
前半16分には左足の強烈シュートをえげつないコースに突き刺す一撃。
前半34分の追加点はさらに凄かった。エリア内でDFとGKを釘付けにしてゴールを奪ってみせたのだ。
ボディフェイトで相手選手5人ほどをズタズタに!
しかも、この日の勝利はチームとってとても大きなものだった。センデリュスクEを勝点差1ポイントだけ上回り、上位6位までのプレーオフ行きを決めたのだ(センデリュスクEは7位)。
『Bold』によれば、シャルデルップはデンマーク1部リーグ史上最年少で1試合2ゴールを記録した選手になったとのこと。
アンドレアス・シャルデルップ
「2ゴールを決めて、チームの勝利を助けたことは、信じられない気持ちだよ。僕らが懸命に戦っていたトップ6入りもね。素晴らしいことさ」
逸材として知られる彼はアヤックス、PSV、リヴァプール、トッテナム、ユヴェントス、バイエルン・ミュンヘン、ビジャレアルで練習参加した経験があるものの、本人がノアシェランを選んだそう。
フレミング・ピーダーセン監督は「彼はとても特別な選手だ。まだ16歳だということを忘れてはいけない」としつつ、5大リーグのトップチームに行けると賞賛していたとのこと。
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なお、名前の表記は Schjelderup。本人の発音を聞いても、どう表記するのかは難しいところだ。