今季、アヤックスからバルセロナに移籍したアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト。
20歳の右サイドバックは先日のレアル・ソシエダ戦で2ゴールの活躍を見せたが、代表戦でも物凄いシュートを叩き込んだ。
ジャマイカとのフレンドリーマッチに左SBとして先発すると、前半34分に圧巻の先制ゴールを決める。そのスーパーシュートがこちら。
TAKE A BOW, SERGIÑO DEST!
The #USMNT defender cuts inside and fires home a ROCKET for his first international goal! 🚀🇺🇸 pic.twitter.com/F5jxhkpACy
— U.S. Soccer MNT (@USMNT) March 25, 2021
ハーフライン付近でフリーでボールを受けると、相手ゴールに突進。サイドに流れたクリスティアン・プリシッチをおとりにしつつ中央に入ると、遠目からスーパーな一撃を突き刺してみせた。
このゴールで先制したアメリカが4-1でジャマイカを撃破している。
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グレッグ・バーハルター監督は「彼は得点を決めると私に言っていたんだ」と賞賛し、同僚MFブレンデン・アーロンソンも「何よりもセルジーニョがエグかった」と仰天していた。
セルジーニョ・デスト(アメリカ代表DF)
「本当にスペシャルだった。
左サイドバックでプレーしていたので、『得点しなきゃ、このレベルをキープしなければいけない』と自分に言い聞かせたんだ。
右足で持ち込んでシュートした。僕は左足でもシュートできるけれど、今日はスペースがかなりあったので、カットインしたよ。
(左になるのは)難しいことじゃない。どちらのサイドでもプレーできる。
右サイドバックも得意だし、左サイドバックも得意さ。正直、どちらでも構わない。ただプレーがしたいだけだよ」
グレッグ・バーハルター(アメリカ代表監督)
「彼は両サイドで本当に強い。
左だと今日のように中に入ってのコンビネーションやシュート、チャンスメイク、ドリブル突破がある。右だとより縦のゲームになる」
ブレンデン・アーロンソン(アメリカ代表MF)
「彼は左サイドでプレーしていた。それだけでも十分大変なのに右足でファーポストを打ち抜いた。
全く予想できなかったよ。彼にはクオリティがあるね」
海外のファンたちは「デストとプリシッチの左サイドは脅威的だ」などと反応していた。アメリカは29日に北アイルランドとの親善試合を戦う。