フィールドプレイヤー顔負けのテクニックを持つバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアー。ジョゼップ・グアルディオラ監督が彼をMFで起用しようとしていた話が以前話題になった。

そうしたなか、実際の試合でMF起用された女子GKが話題になっている。

ウェストハム女子はチチェスター戦の後半23分にGKマッケンジー・アーノルドを投入。27歳の彼女はオーストラリア女子代表GKなのだが、この日はなんとセンターハーフとしてプレーしたのだ。

試合はウェストハムが11-0で大勝しており、アーノルドが投入された時点で8点のリードがあった。

現地では「無礼じゃないか」という指摘もあるが、オリ・ハーダー監督は起用法をこう説明している。

「5人交代できるので、出来るだけ多くの選手をフレッシュに保つためにそれを使う必要があると思った。マッカは十分にフィットしていたし、仕事をした。点差的にもそれが可能だった。彼女は中盤でとてもよくやったと思う」

オーストラリア女子代表は東京五輪出場を決めており、アーノルドは4月14日に行われたオランダ代表戦に先発。ただ、彼女は3月に内側側副靭帯を痛めており、2月以降はクラブでプレーしていなかった。

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ハーダー監督は「シーズン終わりまでに彼女を元の状態に戻す必要がある」とも述べており、アーノルドのフィトネスを上げるための起用でもあったようだ。

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