先日ジョゼ・モウリーニョ監督を解任することを決定したトッテナム・ホットスパー。カラバオ・カップの決勝戦を控えたタイミングでの決断ということで、様々な憶測も呼んでいる。
空席になった指揮官の役割については、かつてトッテナムでプレーしていたコーチのライアン・メイソン氏が担当し、そのアシスタントとしてクリス・パウエル氏が暫定的に就任した。
しかしながら、トッテナムはこのシーズン終了を待たずに新しい指揮官を迎える可能性があるという。
『The SUN』によれば、トッテナムが現在求めている監督はRBライプツィヒの指揮官であるユリアン・ナーゲルスマン氏だそう。
33歳の若きナーゲルスマン監督は、RBライプツィヒとの間でまだ2年の契約を残しているが、トッテナムは即座に彼を引き抜きたいと考えているとか。
ナーゲルスマン氏は、先日ハンシ・フリック監督が退任することを発表したバイエルン・ミュンヘンの指揮官候補にもなっているという。
しかしトッテナムのダニエル・レヴィ会長は、「ナーゲルスマン監督がイングランドで指揮したいと感じているため、惹きつけることは可能」と考えているそうだ。
なお、モウリーニョ監督の給与はまだ1800万ポンド(およそ27.3億円)ほど残っており、彼が来年夏まで仕事をしなかった場合はトッテナムがそれを全額負担することになる。