19日に発表された欧州スーパーリーグ構想はあっという間に瓦解し、参戦を表明していた12クラブのうち10クラブがすでに撤退している。
そのうちの一つがイングランド・プレミアリーグのリヴァプール。今回オーナーのジョン・W・ヘンリー氏が自ら動画で事情を説明し、ファンに謝罪した。
ユルゲン・クロップ監督や選手、そしてファンに対して謝罪。48時間でプロジェクトを放棄しなければならなかったことは自分の責任であり、混乱を招いてしまったと明かした。
しかしながら、リヴァプールのサポーターグループである『スピリット・オブ・シャンクリー』はこの謝罪に対しても「遅すぎる」と批判した。
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これまでクラブの上層部で行われてきたビジネスに対する反感が一気に爆発した形であり、もはやその大きな亀裂は修復し難いものになっているようだ。